タトゥー除去の方法と効果

タトゥーの除去には、レーザー治療、削皮・剥離(アブレーション)、皮膚移植、切除手術などの方法があります。

ここでは、それぞれの方法について、メリットやデメリット、治療の流れや期間、効果などのほか、タトゥー除去治療後のダウンタイムの過ごし方や痛みが持続する期間、アフターケアの方法について紹介しています。

レーザーは、もっともきれいにタトゥーを除去できる方法です。広範囲のタトゥーにも対応しており、とくに、黒一色のタトゥーに高い効果を発揮します。

削皮・剥離(アブレーション)は、1回の治療で除去することができ、カラフルなタトゥーにも対応しています。ぼかすように削るので、除去後の傷跡からタトゥーの模様がわからなくなります。

自分の太ももやそけい部などから皮膚を削り、タトゥーの部分に移植する皮膚移植は、タトゥーの色味を問わずに、1回の治療で除去することができます。

切除手術は、小さなものであれば1回の治療で除去できるので、すぐにタトゥーを消したいという人に人気の方法です。

タトゥーの色や大きさによって、効果的な方法は異なりますし、どの方法にもメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴をよく理解して、ぴったりの除去方法を見つけてください。

参考サイト:タトゥー除去の治療を徹底比較
一番キレイなのはコレ!タトゥーの消し方Navi

レーザー

タトゥー部分にレーザーを照射して、皮膚の内部まで入り込んで、タトゥーの染料を分解していきます。主に使われるQスイッチレーザーは、目的部分のみに当てることができ、周囲の皮膚にはダメージを与えにくく作られています。Qスイッチレーザーには、4種類あり、それぞれ波長が違います。波長によって除去できる色が決まります。一番多く使われるのは「半波長QスイッチYAGレーザー(532nm)」で、黒や濃紺をメインカラーにしたタトゥーに効果があります。

カラフルなタトゥーには、効果があまり見られませんでしたが、最近、「ピコ」レーザーが発明され、さらに短時間の照射で効果が出るようになりました。その上、以前は除去が難しいと言われていた色も含めて、除去が可能になり、除去した後の皮膚が再生され、ナチュラルな仕上がりになると言われています。

レーザーによってタトゥー除去する場合、施術の際には局所麻酔を使用するため、痛みを感じることは稀です。また、施術してから回復するまでの期間、すなわちダウンタイムがほとんどないのも特徴です。例えば、ダウンタイムが少ないことで知られる「フラクショナルQスイッチルビーレーザー」(特殊なフラクショナルハンドピースを使用してドット状に細かくレーザーを分割して照射する方法)を利用する場合、以前と同様の日常生活が制限されることはほとんどないと考えてよいでしょう。

多少皮膚が赤くなったり、浮腫を伴ったりすることがありますが、1~2週間ほどかさぶたが形成され、徐々に剥がれて行きますので、処方された軟膏を外用したり、傷口を保護するために覆う被覆材を貼ったりするとよいでしょう。シャワーは術後当日から、入浴も翌日から可能です。

参考サイト:フラクショナルQ スイッチルビーレーザーの展望:stage[PDF]

レーザーについてはコチラ

削皮・剥離(アブレーション)

タトゥーが施されている部分の皮膚を表面から少しずつ削り取っていきます。染料があまり深くまで入り込んでいない場合は、かなり効果が見られる方法ですが、深い部分にまで入り込んでいると真皮までえぐりとることになり、ダメージがかなりあります。タトゥーの広さや、染料の入り込んでいる深さによっては、皮膚移植をプラスしないといけない場合もあり、かなり重度の大きい手術です。

とにかく少しでも早く除去してしまいたい場合に有効ですが、やけどのような痕が残りやすい施術です。

また、削皮・剥離(アブレーション)によるタトゥー除去は、ダウンタイムが長いのが特徴です。麻酔が切れてから、皮膚表面が乾くまでの期間に強い痛みを伴うため、痛み止めが処方されることがほとんどです。おおむね2ヶ月から3ヶ月かけて皮膚が再生し、およそ6ヶ月した頃に皮膚の赤みが引いていきます。

アフターケアとしては、おおむね1ヶ月から3ヶ月はガーゼ交換が必要となります。シャワーであれば、術後3日から1週間後に可能となる場合がありますが、施術部位が濡れないよう注意が必要です。入浴は、2週間後ぐらいから可能になります。

削皮・剥離(アブレーション)

皮膚移植

自分自身の体の見えない部分の皮膚を使って、タトゥーの入っているところに移植する方法です。普通は太ももや太ももからお尻にかけてのそけい部の皮膚を使います。皮膚移植には3種類の方法がありますが、「メッシュ植皮」が一番多く使われる方法です。「メッシュ植皮」はメッシャーという機械で伸ばして植皮します。

この方法が一番、定着しやすい方法だからで、メッシャーにかけるため、最小限の広さの皮膚でタトゥーをカバーできます。そのため、ウロコのような状態になっており、それが一生残ります。また、採皮した場所にも傷跡が残ります。

移植した皮膚が定着するまで、おおよそ1週間から1ヶ月程度かかります。1週間くらいは皮膚からの浸出液が多く、痛みを伴いますが、内服薬や座薬などの服用で緩和される程度であることがほとんど。

アフターケアとしては、2日から3日後、5日から1週間後にそれぞれクリニックにて経過観察とガーゼの交換を実施します。術後1週間ほどして経過にとくに問題がなければ、シャワーが可能に。術後からおよそ2週間すると皮膚が生着してくれば、入浴できるようになります。ご自身でガーゼの交換や軟膏処置を行っていただきます。患部が完全に乾燥するまでおよそ2ヶ月の間、軟膏の塗布やガーゼによる保護を自分で行います。

皮膚移植についてはコチラ

切除手術

タトゥーが入れられている部分の皮膚を一旦切り開いてから、縫い合わせることによって、タトゥーが見えなくなる方法です。縫い縮めるというほうがイメージしやすいでしょう。そのため、あまり大きなタトゥーには適用されません。ある程度大きい場合は、少しずつ分けて切除手術をします。

最低限の傷で済むように、タトゥーの上からデザインして、計画をたて実行します。ドクターが形成外科医であれば、上手に縫い合わせてくれて、傷も最小限になる可能性も大きくなります。

切除手術を行う場合は、局所麻酔を行うため、麻酔が切れるにしたがって強い痛みを発します。術後、3日から2週間ほど軽い痛みが続きますが、痛み止めで対応できることがほとんどです。

3日後にクリニックで経過観察を行い、とくに問題がなければシャワーが可能に。手術から1週間ほどして抜糸ができることになると、傷跡がかなり落ち着いてきます。抜糸して異常が見られなければ入浴できます。ステロイド注射によって傷跡の膨張を軽減するなど、傷跡を目立たなくする傷跡ケアを同時に受けることも可能です。

切除手術についてはコチラ

  レザー 削皮・剥離(アブレーション) 切除手術 皮膚移植
メリット 皮膚に傷をつけない。
大きなタトゥーにも対応できる
1回で終わる。 小さいものであれば1回で終わる。 大きくても1回の施術で終わる。
デメリット 何度か通院の必要がある。 あざやケロイドのような痕が残る可能性が高い 傷跡が残る 皮膚の移植元、移植先両方に傷が残る。
費用 5x5:50,000円から 200,000円から 50,000円から 400,000円から

植皮というのは、細胞を別の位置に移すという意味合いにおいて、臓器移植に近いものと考えられます。つまり、拒絶反応が起こる可能性が高いのです。植皮の方法のうち、「シート植皮」が成功すれば一番きれいなのですが、生着しにくいという欠点があります。そのため、多くのクリニックでは、メッシュ植皮を行います。すると、前述したように生着しても蛇の皮膚のような状態になります。

切除手術、削皮は、ドクターの腕次第です。

レーザーは黒を中心とした色味のものでしたら、かなり除去が見込まれます。また、カラフルなものであれば、ピコレーザーのあるクリニックに相談しましょう。料金ですが、消えるまで何度も照射しなくてはいけない場合があります。クリニックによっては、何度行っても同じ料金という料金設定をしているところもあります。

そのようなところは、1回分の料金よりはずっと高価ですが、なんども行かなくてはならない場合が多いので、むしろリーズナブルになります。また、麻酔や軟膏、痛み止め薬、アフターケアに必要な物品のほか、傷跡ケアを無料で実施しているクリニックもあります。

どの方法で施術するにしても、費用に含まれているものを事前にきちんと確認してください。

タトゥー除去ならここが安心!東京の名医5院はこちら

表参道スキンクリニック

表参道スキンクリニック

費用:3,000円~
(QスイッチYAGレーザー 1cm×1cm)


秋葉原中央クリニック

秋葉原中央クリニック

費用:7,500円~
(ピコレーザー 1cm×1cm)


東京美容皮膚科

東京美容皮膚科

費用:98,000円~
(QスイッチYAGレーザー 5cm×5cm)

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